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J.S.Bach:Invention No.13

世の中はゴールデンウィーク真っ只中!

みなさんいかがお過ごしですか?


お休み時に稼働する職業だと全然祝日の恩恵はないですが、

生徒のコンサートがあったり🎹

5月で音楽講師10周年なので、良いとこにお食事でも行こうかなーと🍽️

数日は楽しもうと思います😃


そう、他の職についていたこともありましたが

音楽を教え始めてちょうど10年です。

まだたった10年かって感じですが、

それなりに色んなことがあったなーなんてちょっとしみじみしたりしてます。

これはまた別記事で。




今日はインヴェンション13番a-mollのワンポイントです💡


今までの3曲のインヴェンションよりも

若干難易度が上がって

後回しにする先生もいると思います。



なぜ弾きにくく感じるのか。


単純に指の運びが弾きにくい箇所もありますが


なんといっても

今まではスケールや音の動きがメインの2声でしたが

この曲は和声が中心に作られているのです👍🏻


2つの旋律の重なりによる和音を感じて表現しなくてはならないので🎼

響きを聞くことができないと

なんだかしっくりこない演奏になってしまいます😬



ということで

この曲はなんといっても

①和声を確認しながら練習すべし❗️

和音の構成音になっている音を抜き出してみましょう🧚


レッスンでは一度お手本に

和音を鳴らしながら弾いて聴かせ🎹

できそうな子には

適当に音を拾って和音を鳴らしてもらったりします🎶


これが最初はわけわかめで

全く音を出せない子もいるのですよね。

適当でも、音が鳴らせる子は良いセンス(?良い度胸?)をしています😁



この曲は

そんな初学者にとって

旋律の重なりから和音が取り出しやすいように

1拍ごと構成音のみで作られている箇所がとても多いです🙆‍♀️



拍ごとではなくなる箇所はとても弾きづらくなります↓


②左手の4-5はよく練習するといいポイントです

(3-4小節、9-10小節目など)


みんな大体ここで外しますw


左の細い指はただでさえ弾きにくいので

音の幅をしっかり把握しましょう👍🏻



③和音とスケールのセット部分(14〜17小節目)

右手から左手の受け渡しはあたかも一つの手で弾いているかのように

滑らかに繋げましょう☘️

手首が硬いと、

違う手で弾いているのがもろにわかってしまいます。

綺麗に繋ぎながら

音の下降に合わせてdiminuendoすると

とても流れがわかりやすい構成になりますよ⭐️



④調性に合わせて音色を変えてみましょう❗️

とても分析しやすい曲なので

ぜひ調性を考えてみましょう🎼

調性が変わったら

その調に合った音色でぜひ弾いてみてください🎨




バッハは音楽の歴史上、

大きな転換点にいる作曲家です。

ポリフォニーという多声音楽から

和声音楽へのちょうど転換期☘️

平均律クラヴィーア曲集で全調の作曲に挑戦したように

旋律に調性や和声が加わった音楽を完成させた作曲家です。

この曲は

そんな多声による和音を感じるためにはうってつけの導入曲!



ぜひ自分で音を探し出して

和音を作ってみてくださいね😉

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